| 2003/06 |
| 【バレエ・ダンス】 |
| 「雲のゆくえ」ＣＯＮＶＯＹ ＳＨＯＷ |
おかげで、６人それぞれの立場の違い、生き方の違いが明確になり、 物語に深みが増したというか、陰影がついた感じです。 前回は、青春時代へのセンチメンタルな郷愁を綴っただけ…という印象だったけど、 今回はモラトリアムの心地よい甘さに加えて苦さもキッチリと。 そして現在も、皆それなりに幸せで、それぞれの居場所で頑張っている…風な初演とは違って、 それぞれの抱える問題もちゃんと劇中に匂わせていて、明暗クッキリ…。 正直、劇作家としてのねずみさんにはあまり期待していなかったので、 再演で物語部分がこんなに良くなるとは…と、嬉しい驚きでした。 …でも、私はＣＯＮＶＯＹに演劇を求めてはいないのよねぇ。 肝心なショウタイムの方は、今回もやっぱイマイチ感が…。 ＳＴＯＭＰもどきやボイス・パフォーマンスを大幅カットして、替わりにマジックを入れたり…と、 色々手を入れてはいたのだけど、コレ！とゆー目玉になるダンスが無いの。 いえ、カーテンコールの予告編（ＣＯＮＶＯＹ祭）には興奮しましたけど、アレはあくまでオマケだし…。 前半の芝居部分は、今までの作品の中でもかなり好きなだけにモッタイないなぁ…とゆー感じです。 |
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