2002/12

【ストレートプレイ】

アプリコットバス演劇ラリー「６ to ９」美津乃あわプロジュース

エロティシズムをかなり前面に押し出した男女二人芝居、 個々に独立していながら関連しあっているオムニバス・エピソード… なんかブルールームを連想しちゃいますが…。 もっとも、ブルールームはセックスにおける男女の力関係にテーマを絞っているのに対して、 こちらは、特殊な条件下での…とか、特殊な嗜好の…とか、Ｓｅｘ以外にもいろいろな要素が 入っている感じです。 美津乃さん、色っぽくて、可笑しくて、怖くて、可愛くて、ステキでした。 浅野さんは…照れていたのか、緊張していたのか、あがっていたのか…ちょっと硬かったなー。 第１話： ちょっと設定が…オカルト風味とゆーか、サイコサスペンス系とゆーか… なんか凝り過ぎちゃった感じ。 画的にはこのエピソードが一番エロティックだったのだけど、 セクシーとゆーよりは、理屈っぽい…とゆー印象になっちゃいました。 しかも浅野さん、膨大な説明セリフ…カミカミだったし。 美津乃さんは色っぽいけど、（生きてるのか死んでるのか分からない役で）怖かったなぁ。 第２話： 恋人同士の役作りの為、公演期間中だけ…の約束で関係を持った俳優カップルが、 お互いの恋人に焼き餅を焼いたり、嫌がらせしたり…とゆー、ありがちなシチュエーションではありましたが、 完成度が高くて面白かった〜。 キャラクターも、それぞれ美津乃さん、浅野さんに合っていて無理が無かったし。 第３話： 美津乃あわオンステージとゆー感じ。 笑えるシーンは一番多かったな〜。 でも、落ちが…ほとんど最初っからバレバレなんですけど〜。 第４話： …うーん。 ちょっと〜お話が…ストレート過ぎて、私にはこっ恥ずかしかったです。 あわさんって、ロマンチストなのね。 それにキャラクターも…微妙に合ってない気が…。

【月間インデックスへ】【観劇インデックスへ】【トップへ】