2002/12

【バレエ・ダンス】

「スターダストｉｎ上海」

ダンス的な見所はジャン・コクトー以上、ダンスだけならとっても良かったです。 でも、ストーリーが…。 私、あまりの恥ずかしさに客席で七転八倒してしまいました。 だってー、和製ハードボイルドのセンチメンタルでナルシスティックな俺様ロマンな世界を、 大真面目なナレーションで語られちゃったり…、 しかも、そのナレーションにのって美しい男たちがこれでもか〜っとナルなポーズで踊ったり… なんですもん。 ジャン・コントーも耽美志向が強くて、見てる方は相当恥ずかしかったのだけど、今回のはそれ以上。 ビデオかなんかで夜中に一人でコッソリ見たい…てな感じの舞台でした。 でも、今回もダンサーのレベルは高くて、ゲストの京劇の役者さん達も素晴らしくて、 充実した舞台だったとは思うのだけど…。 うーん、このシリーズ続いて欲しいけど…できれば題材をもう少し…検討して欲しいわぁ。 お目当ての金森穣さんのダンスは、今回もカッコ良くって、雰囲気が有って、ステキでした。 でもセリフは辞めといた方が…。

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