2004/06
【ミュージカル】
「マンマミーア」劇団四季
ロングラン公演とゆー事で、「空いてから見に行こう〜」とのんびりしていたら、 ついに千秋楽が決まってしまったので、慌てて観劇。
なんでもっと早く見に来なかったのーっ! と、後悔してしまう程良かったです。  ほんっとーに、楽しかったーっ!!
なんといっても、アバの曲は聞いていて気持ちイイし、 歌の入るタイミングといい、アレンジといい、絶妙。 
お話も肩の凝らない、楽しいコメディ。 
とはいえ、いわゆる飛んでる女(フラワーチルドレン世代?)の母親に対し、 保守的で堅実な生き方を望む娘(若年層の保守化)の世代間ギャップとか、 元気なおばさん達に比べて、イマイチ元気のないおじさんドモ…とか、 いつまでも大人になれない(責任回避したい)大人たち…とか。  コミカルな切り口だけれど、けっこう辛辣だなーなんて思ったり…。
観劇後、同じくアバ世代の友人と、「うんうん、そーなのよねー」 なんぞと盛り上がっちゃいました。

キャストは、なんといってもドナ役の保坂知寿さんが素晴らしい。
元々歌も芝居も上手い人だけど、間合いとゆーか、笑わせるタイミングがまた抜群。  トラウマ失恋の相手サムと再会した時の、 恨み節(ちょっと演歌入っていた)の迫力といったら…爆笑もんでした。
ソフィーの吉沢さん、芝居はもうちょっと…と思うシーンも有ったけれど、 歌がとても良かった。  カーテンコールでノリノリで踊っているのも可愛いかったし。
ハリーの明戸さん、ロージーの青山さんは、芸達者ぶりを発揮。  ビルの野中さん、強面系の役が多かったので、 可愛いオジサンっぷりが意外、新鮮でした。  渡辺さんのサムは…悪くないけど、ちょっと若すぎかな〜?  ターニャの前田美波里さん、素晴らしいナイスバディっぷり。  …でも、あまり色っぽく無かったのがちょっと残念かも。 (なんかサイボーグみたいで…)

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