| 2004/06 |
| 【バレエ・ダンス】 |
| 舘形比呂一トライアウト vol3「毒蜘蛛〜タランチュラ〜」 |
生れたてのか弱い幼生から、巣を掛け、獲物を喰らい、やがて老いて死んで行く… 毒蜘蛛の一生を、いつくかのパートに分けて。 上田遥さんの構成した作品って、物語性が高く、 私のような、コンテンポラリーは抽象的過ぎてよう分からん…な人間にも取っつき易い感じです。 劇場機構（回転しながら競り上がるセンターステージとか…）を活かした演出や、 パート毎に少しずつ変化する衣装やメイク（毒針をイメージしたネイルとか） も効果的だったし。 巣を張り、獲物を喰らう辺りの表現は華やかで大胆で、圧巻！でしたが、 冒頭の、生れたての無垢でか弱い生き物…という風情も感動的でした。 |
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