2001/12

【歌舞伎・伝統芸能】

十二月大歌舞伎　昼の部

華果西遊記はミニ・スーパー歌舞伎とゆー感じ。 肩がこらなくて楽しくは有るのだけれど、ここんとこ、二十一世紀歌舞伎組の皆さん、歌舞伎座では この系列ばっかりなんで、ちょっと心配。それにしても春猿さんは美しいわー。 弁慶上使、団十郎さん、流石にこーゆー役は似合います。 七之助さん、卿の君の方は美しくて良いのだけど、しのぶの方は…まだまだセリフが弱い感じ。 筋書きの芝翫さんの（七之助さんを）しっかり鍛える発言には思わず笑ってしまったわ。 末摘花、勘九郎さんが末摘花（不細工な姫）を演るのだったら、さぞ笑えるだろうと思いきや、 抑えた演技で、容姿こそ劣っているものの心栄えの美しい姫のいじらしい女心をよく出していて、 思わずホロリ…。 珍しい玉三郎さんの男役（光の君）も、おっとりと気品あって美しく、あまた浮名を流していても、 全部本気な惚れっぽさを嫌味なく。 浮世風呂はとっても楽しい踊りで、いつも踊り＝睡眠時間…な私でも全然飽きませんでした。 亀治郎さんのなめくじが可愛いかったのよー。

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